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②彼女♂

「ゴメンねー。待った?」

朝とは違う薄いベージュのスプリングコートにジーンズ姿で彼女は現れた。

「こ、こんばんはぁ。アタシもさっき着いたばかりです。」
「そう。(笑)なーに、緊張してるの?とって食いはしないから大丈夫よ(笑)」

ポンとアタシの肩を叩くと繁華街へ続く横断歩道へと歩きだした。
少し歩いていると向こう側から来たカップルの女性が話し掛けてきた。

「あれ~っ?アキラ、久しぶりぃ。」
(名前アキラって言うのかぁ)

ジロジロとアタシを見ていた女性がアキラさんにぼそりと言った。

「 ふぅーん。彼女?」
「いや…」

少し顔を曇らせアキラさんが答える。アタシはアタシで状況が読めずにきょとんとつったっていた。

(ほぇ???彼女??はぃ??アタシ?…アキラさんってビアン?)

「ふーん、違うのね。そんな格好で歩いてるからテッキリそーなんだと思った。その子知ってるの?」
「……。」

嫌な空気が漂う。困った顔のアキラさんがなんだか可愛そうになってアタシはアキラさんの手を握り催促した。

「ねぇ、行こう。」

ぺこりと軽く女性に会釈してアタシはアキラさんをその場から連れ出した。とりあえず何か話さなきゃと思ったアタシは明るい口調で話はじめた。

「名前、アキラさんって言うのですね~♪アタシは佐奈。あの…さっきの方、お友達ですか?」
「元カノだよ。」
「ほぇ???」

首を傾げるアタシに申し訳なさそうにアキラさんは言った。

「ゴメンね。隠すつもりは無かったんだけど。」
(はぃ?やっぱりビアン?別にいいけど…アキラさん綺麗だしもてそうなのに。)
「ぃぇ…」
「とりあえず行きたいトコ先行ってご飯でも食べに行こう。あ、行きたいトコってね、アタシがデザインした服を売ってる店ね。」
「アキラさん、デザイナーさんなの?すごーい♪」
「まだまだだけどね。たまーにお店に行ってお客様がどんな風にしてるか見に行くの。」



その店は普通にアタシがよく買い物をするビルの一角にあった。店内に入るとスタッフらしき人が二人、それぞれ接客をしていた。扱っている服は白やピンクといった淡い色目の女の子らしいものでアキラさんのイメージとはかけ離れていた。

「ねぇ、佐奈ちゃん何か着てみない?自分じゃ着れないから(笑)」

ラックに掛かった服を一枚一枚送るように見ているアキラさんの横でアタシも服を見る。その中でも一段と胸元にフリルを使用したワンピに目がとまった。

「じゃあ、これ♪」

ハンガーにかかったワンピを手にとるとアキラさんが嬉しそうな顔をしている。

「それ、私がデザインして初めて商品になった服。…まさか佐奈ちゃんがそれを選ぶなんて、なんだか嬉しいわね。早く着て見てよ。」

袖を通してみると意外にも脇や胸、腰のラインがしっかりと出で、スカートの部分はゆるやかにレースが舞う。

「ん~♪やっぱり女の子はいいね。凄く似合ってる。ね、その服アタシにプレゼントさせてくれない?決まりっ!もう着ていく?」

とても嬉しそうな顔でそんな事を言われるとアタシまで嬉しくなってしまった。
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コメント

続きの展開が気になりますぅ~(^O^)

なぬぅ~??

女性らしい可愛いワンピなんだぁ
体のラインが綺麗に見える服って着こなすの難しいんだろうね。

で、隠すつもりは無かったって??
かなり意味深だよぉ~(~o~)
もしかして・・・もしかして・・・きゃ

お返事にゃん★

★たまご王子さん★
この続きはね・・こんな感じなの(ぽわわわわ~ん)

★hiroさん★
そう、女性らしい可愛いワンピ。

アキラさんはね、そう・・もしかするともしかするの。

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